カラダノートベビー

気になる男女の産み分け


子どもは授かりものと言いますが、それでもやはり「男の子が欲しい」「女の子が欲しい」という思いは多かれ少なかれあると思います。そこで気になるのが「男女の産み分け」です。
ウワサや迷信のような情報は多く溢れていますが、実際のところ確実に産み分けをする方法はあるのでしょうか?

「女の子や男の子を産み分け」成功率と心構え

例えば女の子が欲しい場合、「絶対に」女の子を授かる方法というものは、残念ながらありません。男女の産み分けを考えたときに、この点をしっかりと心得ておくことは非常に重要です。
「絶対」の方法はありませんが、男女の産み分けの方法を実践したことで、男の子あるいは女の子を妊娠する確率を上げることはできるようです。しかし、それはあくまでも確率であり、産み分けをしてきた人たちのデータに過ぎません。

もし最初から「絶対に女の子が欲しい」「これだけやったのだから男の子が授かるはず」という思いを抱いているのなら、産み分けはしない方がいいかもしれません。絶対にそうなるという期待は、そうならなかった時の失望が大きくなり、その後の子育てへの悪影響につながるかもしれないからです。
男女の産み分けを実践するときは、「どちらが生まれてきても幸せ」という心構えでいることがとても重要です。

産み分けをしないほうが良い人

子どもを欲する夫婦の状況や環境は人によってそれぞれ違うでしょう。しかし男女の産み分けを望む全ての人が、産み分けをしても大丈夫とは言い切れません。
産み分けを望む人の中にも、産み分けを実践するべきではない人もいるのです。では、どんな人は産み分けを実践するべきではないのでしょうか?

・不妊治療をしている人
・高齢出産の人(男性が高齢の場合も)
・初めての妊娠の人


基本的に男女の産み分けでは、極端に言えば男女の可能性のうち、片方だけを優先させるということになります。そのため、通常の妊娠よりも妊娠の確率が下がります。したがって、元々妊娠することを待ち望んでいる不妊治療中の人や、高齢出産の人は、産み分けの実践は避けるべきです。
また、妊娠が初めてという人も、妊娠に時間がかかった場合に原因がわかりづらくなるため、産み分けはあまりお勧めできません。

性別は、女性の体質ではなく、男性の精子で決まる?

そもそも人の性別は何によって決まるか知っていますか?
昔は跡継ぎになる男の子が生まれてこないと、女性の責任と責められることもありました。しかし実は性別は精子によって決まるものなのです。
人の性別は「性染色体」という2本の染色体によって決まります。
母親(女性)が持っている性染色体は「XX」の2本で、父親(男性)が持っているのが「XY」の2本です。子どもの性別は母親の性染色体と父親の性染色体を、それぞれ1本ずつもらって決まります。
つまり母親からもらうのはX染色体しかありませんが、父親からはXの可能性もYの可能性もあるのです。父親からX染色体をもらえば子どもは女の子ですし、Y染色体ならば子どもは男の子になります。
つまり父親側のどちらの性染色体で受精するかによって、性別が決まるのです。

X精子とY精子の特徴

X染色体を持つ精子をX精子、Y染色体を持つ精子をY精子と言います。産み分けようと思ったときの問題は、いかにこの2つの精子のコントロールが出来るかにあります。
この問題をクリアするためには、この二つの精子の違いについてよく知っておく必要があります。

<Y精子の特徴(男の子を生みたい場合)>

アルカリ性の環境でよく動く
寿命が短い
数が多い
泳ぎが速い
比較的軽い

<X精子の特徴(女の子を生みたい場合)>

酸性の環境に比較的強い
寿命が長い
数が少ない
泳ぎが遅い
比較的重い


精子は膣内に放出され、そこから卵子の元まで移動していきます。その膣内の環境を、目当ての精子が活動しやすい環境にしてあげることが、産み分けの基本的な方法になるのです。

男の子を産む確率アップ方法

では具体的に男の子を生む確率を高めるには、何をすればいいのでしょうか?
男の子を生むということは、Y精子を受精させるということです。そのためにはY精子が活動しやすい環境をつくってあげることが必要です。

・熱を避ける
Y精子は熱に弱いという特徴があります。そのため熱のこもりやすい下着や、熱いお風呂やサウナに長時間入るのは避けましょう。

・なるべく奥まで挿入して射精する
Y精子は酸性環境に弱いです。そのため、なるべく子宮の近くで射精することで、数が減るのを防ぐことができます。さらに子宮の近くはアルカリ性の粘液が分泌されているため、Y精子にとっては有利になります。

・リン酸カルシウムを摂取する
リン酸カルシウムというのは、少しの鉄分が含まれたカルシウムです。リン酸カルシウムで産み分けの効果を得るためには、2か月以上きちんと服用しなければいけません。5日飲まないだけで効果がなくなるとも言われています。
リン酸カルシウムは男の子の出生率を上げると言われていますが、実際その理由は分かっていません。

女の子を産む確率アップ方法

次に女の子を生む確率を上げる方法を見ていきましょう。
女の子を生むということは、X精子を受精させるということです。X精子が受精するということは、X精子が活動しやすい環境をつくってあげることが必要です。

・挿入は浅めに
Y精子の場合の反対ということです。X精子の方が寿命が長く、酸性環境に強いため、浅めの挿入で射精します。これによって、精子が酸性環境を長く泳ぐことになり、酸性に弱いY精子が減るので、X精子が生き残る可能性が高くなります。

・セックスの後は避妊する
次に説明していますが、女の子を生むためには排卵日の2つに前にセックスをすると可能性が大きくなります。そのセックスをした後にセックスをする場合、1週間はコンドームなどで避妊しましょう。
というのも、排卵日後にしたセックスはY精子(男の子)が受精しやすい環境になります。もしX精子が受精していなければ、その後のセックスでY精子が受精してしまう可能性があります。その受精の可能性をなくすために、排卵後のセックスでは避妊を行った方がいいのです。

オルガスムスと産み分けの関係

さて上記以外にも、男女の産み分けをする方法があります。そのひとつが「セックスの仕方」です。
産み分けをする際にポイントとなるのは、「女性が感じるオルガスムス」です。セックスの際に女性がオルガズムを感じる、つまり気持ちいいと感じると、アルカリ性の粘液が分泌されます。その分膣内の酸性の度合いが少し低くなるのです。
男の子の受精につながるY精子は酸性に弱く、女の子の受精につながるX精子は比較的酸性に強いという特徴がありましたよね。

このことから、
男の子を生みたい→女性が気持ちいいと思うセックス
女の子を生みたい→刺激の少ないあっさりとしたセックス

こうしたセックスの違いでも、男女の産み分けに貢献することができます。

性交日と産み分けの関係

次に挙げられるポイントが「セックスをするタイミング」です。
それぞれの精子の特徴を振り返ってみましょう。Y精子(男の子)は「酸性に弱く・寿命が短い」という特徴があり、反対にX精子(女の子)は「酸性に強く・寿命が長い」という特徴がありました。
膣内は元々酸性の環境ですが、排卵日になると酸性の度合いが弱くなります。この特徴から以下のことが言えます。

男の子を生みたい→排卵日あるいは直前にセックスする
女の子を生みたい→排卵日2日前にセックスする


Y精子(男の子)は酸性に弱いため、排卵日で膣内がアルカリ性に近づいた状態がいいのです。また寿命が短いので、卵子が精子を待っていてくれる状態がいいでしょう。
X精子(女の子)は酸性に強いため、排卵日の前で膣内がまだ酸性が強い状態がいいのです。また、寿命が長いので、精子が卵子を待つ状態の方がいいでしょう。
これを知るために、基礎体温をきっちりとつけ、排卵日が予測しやすいように規則正しい生活をする必要があるということでもありますね。

禁欲で精子量を増やす?!

セックスの頻度、つまり「禁欲の程度」によっても産み分けをする方法があります。
これは禁欲によって、Y精子(男の子)を増やすかどうかによって産み分けをするという方法です。
射精を我慢していれば、一度に放出される精子の量が増えますよね。精子の量が多ければ、寿命の短いY精子(男の子)の生存率を上げることができます。
さらに蓄積された精子の量が増えると、Y精子の割合が多くなっていくと言われています。
そのため、産み分けのためには以下のようなことが言えます。

男の子を生みたい→5日以上禁欲する
女の子を生みたい→3日に1回のセックス


ただし精子を溜めている期間が長くなると、Y精子の受精能力が低くなっていってしまうので、長い間禁欲するのは避けましょう。

ピンクゼリーとグリーンゼリー 

膣内は酸性だと書きましたが、その酸性度は個人差があります。さらにオルガスムス分泌されるアルカリ性の粘液も、人によっては少ないこともあります。
そこで活用できるのが、人為的に膣内の酸性度をコントロールする産み分け用ゼリーです。
男の子を生みたい場合、Y精子が活発になる必要がありますから、膣内をアルカリ性に傾けるため、グリーンゼリーというものを使います。女の子を生みたい場合にはその逆で、ピンクゼリーというものを使います。

男の子を生みたい→グリーンゼリー
女の子を生みたい→ピンクゼリー


これらのゼリーは原料が食品ですので、食べても大丈夫なくらい体に害はありません。もちろん子どもにも害はないそうです。使用に際してはセックスの前にゼリーを注射器などで吸い上げて、膣の中に挿入します。

パーコール法ってどんなもの?

ここまで書いてきたものは、自分でできる産み分けの方法でした。ここからは「医療」における産み分けの方法について書いていきます。
日本で産み分け医療として唯一あるのが、「パーコール法」です。
パーコール法では、精子を遠心分離器で選り分けます。X精子とY精子の特徴で、重さの違いがありましたよね。X精子の方がY精子よりも少し重いのです。この特徴から2つを分け、希望する方を選択し、子宮に注入するのです。
医療と書くと確実にこの方法で産み分けができそうですが、そうではありません。パーコール法を用いた場合、自然妊娠よりも産み分けの確率は上がるようですが、100%確実に男女を産み分けることはできません。その点は留意して、過度な期待はしない方がいいでしょう。

確率をあげるためにしておきたいこと

産み分けの方法を見てきましたが、それらを成功させるためには、まず普段からおさえておく基本があります。産み分けの成功率を上げるためには、普段から何ができるでしょうか?
・健康な心身を保つ
女性も男性も、妊娠の前提は健康な心身です。
女性の場合、ストレスやダイエットなどで心身が乱れていれば、排卵の周期が崩れます。もっと言えば排卵が来なくなることもあります。妊娠のためには排卵日を正確に把握することが必要ですが、排卵周期が乱れてしまえばそれを知るのも難しくなってしまいます。
男性の場合も同様に、心身の状態を崩していれば、精子の質が下がります。元気な精子がなければ妊娠の確率自体も落ちてしまいます。

・排卵日を正確に把握
どうやって排卵日を把握するかも重要です。排卵日を把握するには、以下のような方法があります。
1.月経から算出(次の月経予定日から14日前)
2.基礎体温から特定
3.排卵検査薬
4.クリニックで排卵日予測

月経の周期が安定している人なら、1や2の方法で排卵日を推定できるでしょう。
3は市販の排卵検査薬で、24時間以内の排卵を予測することができます。ただ、女の子を希望する場合、排卵の2日前にセックスする必要があり、市販の検査薬では測定できません。排卵日の2日前を測定するには、クリニックなどで購入することができます。
4のクリニックでは、専門的な検査を受けられます。血液検査・尿検査・頸管粘液検査・エコー検査などによって、排卵日を高い確率で特定できます。

産み分けをするにしても、生まれてきた子どもを育てるにしても、最も大切なのは夫婦の愛情と協力です。産み分けをする前にも、産み分けをするときにも、生まれた後でも、夫婦でしっかりコミュニケーションをとることが大切です。

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